アリタリア航空、イタリア政府に「特別管理」の申請

アリタリア航空、イタリア政府に「特別管理」の申請

アリタリア航空は2017年5月2日、イタリア政府に「特別管理」の申請を決定した。

アリタリア航空は2014年にエティハド航空から49％の出資を仰ぎ、黒字化をめざして再建を進めていたが、格安航空会社(LCC)や高速鉄道との競争激化から2017年の黒字化が実現で出来なかった。

アリタリア航空は、通常通りの運航が継続しているが、会社の存続については今回の対応で、特別管理人の手に委ねられることとなる。

今に始まった事ではないが、航空会社の経営は厳しい。

パンアメリカンやノースウェスト航空のような名門航空会社も今は無い。

アリタリアが再生出来なければ、エティハド航空も大損害となるが、大金持ちのアラブ首長国連邦アブダビ首長国にとっては蚊に刺された程度か。