にっぽん丸と氷川丸 横浜港

にっぽん丸と氷川丸

横浜港から飛鳥Ⅱがオセアニアに向けて出港する日、にっぽん丸が入港した。

このにっぽん丸は3代目で2代目にっぽん丸に代わる客船として、1990年3月に三菱重工業神戸造船所で進水式が執り行われ、紀宮清子内親王による「にっぽん丸」命名と支綱切断が行われ、1990年9月27日に竣工した。

2009年11月〜2010年2月の大改装で、船体のカラーを白一色から、濃紺と白のツートンカラーに塗り替えている。

2018年1月28日、横浜港。

氷川丸

氷川丸は調べてみると1930年（昭和5年）に竣工した日本の12,000t級貨客船で太平洋戦争では病院船として運用され、戦後は1960年（昭和35年）まで北太平洋航路で運航を続けた。

建造当時は、空母利用も想定されており、当時としてはかなり大型だったのだろう。

かなり紆余曲折した複雑な運命を辿っており、現在は国の重要文化財（歴史資料）に指定されている。