チャーリーマイクの鳥ウォッチング

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関門大橋  高倉健「あなたへ」

高倉健「あなたへ」をテレビでの追悼番組を観た。
二流の映画も「出演者が豪華であれば一流作品に見え、話題性も観客動員数も稼げるのだな」と思った。これが遺作とは、残念。

ビートたけし種田山頭火のエピソード(放浪と旅の違い)はピリリと効いているが、草彅剛と佐藤浩市のエピソードはこじつけに無理が有るし、本題とは関係無く、本題の内容が薄くなっている。
「ご当地映画」も盛り込んでいるが、事実考証がデタラメな部分も多く、「ご当地」を知っている人間が観ると不愉快になる。監督と脚本家のいい加減さか?
「ご当地」を知らない人が観たら騙されていても判らなから怖いですね。

結局、「あなたへ」の意味を判らなかった。主人公の妻の単なる我がままか? とひねくれて観てしまう。素直に伝わってこない。
原作を知らないので、何とも言い難いが、映画を見ただけでは判らない。

ともかく高倉健さん、お疲れ様でした。沢山の名作を有難う。

関門大橋。右が門司、左が下関。
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