ヨコズナサシガメ 凶暴なハンター
ヨコズナサシガメ 戦後外来種として九州に定着し、1990年頃からは関東でも見られる様になった。
イモムシなどの昆虫に口吻を刺し毒で弱らせ体液を吸い取る凶暴なハンターである。
人も刺されると激痛が2,3日続くらしい。
昨年の初めに南米のサシガメに刺され感染病であるシャーガス病感染者が日本で献血し、大騒ぎになった。この時テレビで有識者が「日本にサシガメはいない」と言っていたが、現在はシャーガス病を媒介はしないが、サシガメはヨコズナサシガメ以外にもオオサシガメ(沖縄)などいるんですよ。
(TVやマスコミに出る「有識者」には、いい加減な連中が多すぎます、私の得意分野の航空機では、一般の人には判らないが、デタラメな解説をしょっちゅう見聞きします。)
天敵は野鳥などだろうか、昆虫の天敵は思い当たらない、カマキリなどでも毒でやられるだろうし。
このような捕食昆虫が外来種として生息を拡大していくと生態系が心配である。
先日、幼虫の集団を見つけたのでアップします。
先日見かけた幼虫の群れ、2014年10月、福岡市。
木の窪みに集団でいます。
まだ1センチにも満たず腹部の出っ張りも小さい。
生まれて数日だろうが、周りでは複数の幼虫が他の昆虫を捕獲していた。