チャーリーマイクの鳥ウォッチング

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黒田光之誕生のヨナ埋接地  意味が判らない

黒田光之誕生のヨナ埋接之地
近所を散歩していると
「黒田五十二万五区三代當主 光之公誕生のヨナ埋接之地」
と書かれた石碑が有った。意味が判らない。

福岡藩の三代目藩主は黒田光之ということはネットで簡単に確認出来た。
ちなみに初代はNHK大河ドラマ放映中の黒田官兵衛(如水)の嫡子黒田長政、二代目は黒田忠之である。

という事は、ここが黒田光之誕生の地か、と思ったが「ヨナの埋接の地」とは何の意味か?
「ヨナ」・・・光之のお母さんか誰か?
「埋接」・・・埋めるという意味は推定出来るが、この漢字での日本語熟語は無く、中国語で使う様。
埋接、埋めるという事は、「ヨナ」なる人物を埋葬した所か?
では「光之公誕生の」と繋がらない。

色々調べてみると、
「ヨナ」は、「胞衣(えな)」であり、胎盤の事だった。しかしネットで調べても「ヨナ」ではそれが「胎盤」であるとの直接的な情報は無かった。

結論は、「黒田光之が生まれた時の胎盤を埋めた所」ということだったが、この石碑を見てそれが理解出来る人は殆どいないと思う。
私の様に暇な人物は調べるかもしれないが、少数派であろうし簡単には判らない。

せっかく石碑を建てるのであれば、しかも近年造られた石碑でもあり、誰が見ても意味が判るものにしなければ、意味が無く、建立した人物の自己満足ということだろう。

ここは福岡市西区橋本の橋本八幡宮の北の稲荷大明神鳥居の横の楠の木の根元。黒田光之生誕の地は、この近くの薬師如来堂でそこには生誕之地の石碑が建っているらしい。

ちなみに、黒田光之と関係の深かった歴史上の人物の中には貝原益軒がいる。

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